今回は「マラソン大会の中止基準は?返金制度や保険は必要なのか調査!」についてご紹介します。
今年もだんだんとマラソン大会のシーズンが近づいてきましたね!
申し込みをする際に「中止になったらどうしよう」「中止になったら返金してもらえるの?」と、初心者のランナーさんは不安になると思います。
中止に備えて保険に入ることも考えている方にも向けて、返金制度や保険についてもまとめました!
- マラソン大会の中止基準について
- マラソン大会の中止の返金制度について
- マラソン大会の中止の保険について
マラソン大会の参加を考えている方はぜひ読んでいってくださいね♪
マラソン大会の中止基準は?
マラソン大会の中止基準は基本的に、気温上昇や自然災害が起こった時など参加者の安全が確実に確保できないと判断された場合が多いです。
雨が降っていても、よほどの大雨ではない限り決行される場合が多いようですね!
今までのマラソン大会で中止になった事例を見ていきましょう。
①台風による大会中止
【開催】横浜マラソン2024 目標タイム別ランニングクリニック(6/8)に関するお知らせ
6月8日(土)の「横浜マラソン2024 目標タイム別ランニングクリニック」は予定通り開催します。
お申し込みいただきました皆様、会場の日産スタジアムまでお気をつけてお越しください。 pic.twitter.com/Zj0SJj58QJ— 横浜マラソン【公式】 (@ykhmmrthn) June 7, 2024
2017年10月29日(日)に開催される予定だった横浜マラソンは、台風22号の影響により中止になりました。
横浜マラソンにはフルマラソンで2万人が参加する予定でしたが、中止による返金は無かったようです。
横浜マラソン中止で返金がないことを嘆く人が存外多くびっくりしてる
天災による中止は返金しないって参加規約にあるはずだしレースが始まる前日までに準備設営に充てられてんだから返ってくるわけないやんけ
— わたり (@watariku_Tri) October 29, 2017
②気温上昇による大会中止
熱中症危険指数に達したため、急遽足切り対応で完走できないランナー続出の高畠ロードレースを終えて、初めましての塩結びさんへ。走った後だし、マジ美味かった!#塩結び #ラーメン #海老塩中華 #よくばり濃厚極中華 pic.twitter.com/c9VdqsOuUy
— 河北駅伝B (@35jAtUrEakhOF38) September 17, 2023
2023年9月17日(日)に開催された高畠ロードレースはスタート1時間10分後に、気温が31度まで上昇し、大会中止になりました。
熱中症対策のために開始時間を30分早めるなど対策をしていましたが、WBGT(暑さ指数)を参考にして大会を中止したそうです。
次はマラソン大会の中止の返金制度について見ていきましょう。
マラソン大会の中止の返金制度
マラソン大会中止の返金制度については、中止理由が自然災害だった場合でも基本的に返金しない大会が多いです。
2022年3月6日に開催する予定だった東京マラソン2022は、新型コロナウイルスの影響により中止となりました。
その際の参加費16,000円が返金されなかったことにより、批判の声が上がったようですね。
中止になった時に返金がないのは、ランナー界では常識になっているようだね。
開催するまでにかなりの費用が掛かっていることから、返金できないというのが一番の理由だと考えられます!
次はマラソン大会が中止になった時のための、保険について見ていきましょう。
マラソン大会の中止の保険は必要?
マラソン大会の中止の保険は、2024年7月現在「RUNNET大会中止保険」のみとなります。
どんな保険なのか詳しく見ていきましょう♪
マラソン保険の加入方法
RUNNET大会中止保険は導入されている国内のマラソン大会のみ申込が可能で、個人での加入はできません。
参加したい大会がRUNNET大会中止保険を導入しているか、大会公式サイトで確認しましょう!
ランナーのための情報サイト「RUNNET」で大会申込と同時に利用することが可能です。
大会が中止になった場合は、メール上での保険金請求の手続きが終了してから30日以内に「あいおいニッセイ同和損保」から保険金が支払われます。
マラソン保険の補償内容
RUNNET大会中止保険は参加費10,000円にあたりに対して500円の保険となっています。
また補償内容は自然災害による大会中止の場合だけではなく、申込日から大会開始までに怪我や死亡した場合の補償も含まれています。
保険期間は申込期限日翌々日から、大会の開始時刻までです。
支払われる場合 | 支払いする保険金 | |
マラソン大会中止時による参加費用保険金 | 自然災害などによる大会の中止が主催者側により明確に発表された場合。※大会延期になった場合でも補償対象内 | 参加費用の全額 |
傷害死亡保険金 | 事故が起こった日にちから180日以内に死亡した時 | 傷害死亡・後遺障害保険の全額 |
傷害後遺障害保険金 | 事故が起こった日にちから180日以内に後遺障害が発生した時 | 傷害死亡・後遺障害保険金額×約款所定の保険金の支払い割合 |
参加費用が500円ほど増えてしまうのがデメリットですが、たったのワンコインで3つの補償があるので個人的には加入することをおすすめします!
まとめ
以上、「マラソン大会の中止基準は?返金制度や保険は必要なのか調査!」についてご紹介しました。
- マラソン大会の中止の基準は自然災害や気温上昇により、参加者の安全が確実に確保できない場合。
- マラソン大会の返金制度はどの大会も基本的に無い。
- マラソン大会の中止の保険は「RUNNET大会中止保険」のみで、導入されている大会のみ加入することができる。
自然災害の影響による中止はあらかじめ予想できないので、中止になった場合を考えるととても残念ですよね。
どの大会も基本的には参加費は戻ってこないので、どうしてもそれが嫌な方は保険に入るのが安心です!
いざという時に備えて、安心した状態でマラソン大会に参加することをおすすめします♪