マラソン大会の前日はどう過ごすのがいいのか、知らない人も多いでしょう。
マラソン大会本番に、良いパフォーマンスをするためにはトレーニングはもちろん、前日の過ごし方も重要になってきます。
食事の摂り方は?
サウナは効果的?
など、気になりますよね。
そんな人に向けてこの記事では、
- マラソン前日の過ごし方
- マラソン前日の食事でのラーメンやお酒
- マラソン前日のサウナ
について、まとめました。
マラソン前日に良い過ごし方をして、当日良いパフォーマンスをしたい人はぜひ見ていってください!
マラソン前日の過ごし方は?
マラソン大会当日に良いパフォーマンスをするために、前の日や直前までトレーニングをする人もいるかもしれません。
果たしてそれは良い過ごし方なのでしょうか?
マラソン大会前日の過ごし方の注意点について5つご紹介します。
①トレーニングはせず、ストレッチのみにして体の疲労回復に努める
マラソン前日まで追い込んでトレーニングをすると、体の疲労が残ったまま当日を迎えることになり、体が重くなったり動きにくかったりします。
それを防ぐために、大会の1〜2週間前から少しずつトレーニングの量を減らして調整することが大事です。
マラソン大会で良い結果を残そうと、前日も追い込んでトレーニングをすると、怪我をしてしまう可能性もあるため、無理は禁物。
ただマラソン大会前日は、
という人もいると思います。
そういう時は1〜2kmくらいの軽いジョギング程度にしておきましょう。
その後は、ストレッチを忘れずに行いましょうね!
②午前中までに活動を終えて、午後は休む
マラソン大会前日の午前中までにストレッチなどの活動を終わらせて、午後は体の回復や疲労回復のためにきちんと休みましょう。
例えば、
午前→ストレッチ、大会に必要なものの準備など
午後→読書などリラックスできることをして休む
このような過ごし方が良いでしょう。
③頭を使うような作業や活動は避ける
勉強や仕事などの頭を使う作業は、脳の疲労につながりマラソン大会当日のパフォーマンスに影響が出る可能性があります。
そのため、マラソン大会前日は頭を使うような作業や活動は避け体はもちろん、脳も疲労を溜めないように気をつけましょう。
④大会に必要なグッズは前日までに準備・手入れしておく
ウェアやシューズなど大会に必要なものは前日までに準備し、手入れも済ませておきましょう。
前日までに準備しておくことで、当日焦ることなく余裕をもって準備できます。
ちなみに、シューズは新品のものではなくトレーニングなどで普段使い慣れているシューズにしましょう。
という人もいるかもしれません。
大会当日に新しいシューズで走ると、靴擦れなどの怪我につながる可能性があるため、当日は履き慣れたシューズで参加するようにしましょう。
⑤夜は早めに就寝し、当日の朝はスタート時間の3~4時間前までに起床する
マラソン大会前日の夜は早めに就寝しましょう。
緊張で眠れない場合は、目を閉じて横になるだけでもリラックスすることができるので、試してみてください。
寝れない時に、スマートフォンを見るとブルーライトの影響で余計に眠れなくなる上に、無意識に脳の疲労も溜まってしまうため、眠れない時はスマートフォンを見るのはやめましょう。
当日は、スタート時間の3~4時間前までに起きることで余裕を持って準備ができる上に、体も頭も時間をかけてしっかりと起きてくれます。
マラソン前日の食事でのラーメンやお酒
マラソン大会前日の食事でラーメンを食べたり、お酒を飲んだりしても影響はないのでしょうか?
マラソン前日の夜ご飯にラーメンを食べることはあまりおすすめしません。
二郎系ラーメンや家系ラーメンなどは特に脂っこくて、翌日に胃もたれし体が重たくなる可能性があるからです。
どうしても食べたければ、前日のお昼ご飯で食べると少しはマシになるかと思いますが、食べないようにするのが一番良いと思います。
また、マラソン前日の飲酒は控えましょう。
「寝る前に飲むとよく眠れる」という人もいるかと思いますが、お酒を飲んで寝ると浅い眠りになり、疲れが取れにくくなるため、翌日に影響が出る可能性が高いからです。
ではマラソン前日に食べると良いものは、どのようなものなのでしょうか?
以下、前日の食事のポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
- いつもの食事で「炭水化物」の割合を多くする
- できるだけ温かいものを食べる
- 生ものや脂っこいもの、食物繊維の多いものは避ける
- 飲酒は禁物
「炭水化物の割合を増やす」のは、走るためのエネルギーを溜めるためです。
ただ、エネルギーを溜めるために食べる量を増やしてドカ食いをするのはNG。
食べ過ぎてしまうと、胃もたれや腹痛を引き起こす可能性があり、マラソン当日にも影響が出るからです。
また、食物繊維が多く含まれているものを摂取するのも避けた方が良いでしょう。
食物繊維を多く摂ると、お腹にガスが溜まり腹痛の原因になるからです。
マラソン大会で実力を出すには、前日の食事も大切なのですね。
マラソン前日にサウナはOK?
マラソン前日のサウナは大丈夫なのでしょうか?
調べたところ、マラソン前日のサウナは効果的とされています。
サウナに入り体を温めることで、以下のような効果が期待できるでしょう。
- 体の疲労回復効果
- 筋肉をほぐしてくれる
- 快眠効果
まさに、マラソン前日のリラックスタイムにはうってつけですね。
ただ、汗をかき過ぎてしまうと逆に体が疲れてしまうので、長時間のサウナは避け、短時間にしましょう。
まとめ
マラソン前日の過ごし方について簡単にまとめると、
- 前日はトレーニングはせず、ストレッチのみにして疲労回復に努める
- 前日は午前中までに活動を終え、午後は休息する
- 脳の疲労につながるため、頭を使うような難しい作業は避ける
- 大会に必要なグッズは前日までに準備・手入れしておく
- 夜は早めに就寝し、当日の朝はスタート時間の3〜4時間前までには起床する
- 前日の食事のラーメンは、胃もたれや腹痛の原因になる可能性があるため、避けた方が良い
- 前日の飲酒は、二日酔いなど当日に影響が出る可能性があるため禁物
- 前日のサウナは短時間であれば効果的
ということがわかりました。
マラソン大会前日は、どうしても緊張してしまいますよね。
じっとしてると落ち着かない…
という人も多いと思います。
そんな人はマラソン当日に実力を発揮できるよう、ぜひこの記事を参考にして良い過ごし方をしてみてくださいね!