箱根駅伝当日変更はなぜ？理由や何人までなのかも調査！

今回は箱根駅伝の当日変更はなぜなのか、その理由や何人までなのかについてご紹介します。

毎年恒例の箱根駅伝。
白熱したこの戦いを見るのが、お正月の一番の楽しみと言っても過言ではありません。

そして、マラソンが大好きな人もあまり知らない人でも、見ていてハラハラドキドキできる面白さが箱根駅伝の魅力。
そして、当日のメンバー変更も駅伝の醍醐味ですよね！でも…

そう疑問に思った方もいるのでは？

箱根駅伝で当日にメンバーが変更される理由を詳しく知りたいと思っている方は、是非チェックしてくださいね！

 

箱根駅伝当日変更はなぜ？

箱根駅伝の当日変更は、選手の怪我やアクシデントが起きたときのための大会公式ルールです。

箱根駅伝で当日にメンバーが変わることってよくありますよね。
テレビを見ていたら「あれ？いつの間にかメンバー代わったの？」と思った方も多いはず。

実は、当日のメンバー変更は公式のルールで許可されている制度なんです！

なぜこんなルールがあるかというと、
当日に選手が怪我や体調不良で急にコンディションが悪くなったとしても、安全で公平に競技を行うためです。

これはつまり、

体育祭のリレーの補欠のような感じで、事前に走ることが決定している選手の他に、補欠のメンバーが各学校6人います。
そして、走るはずだった選手に急な体調不良や怪我が起きたとしても、補欠のメンバーが代わりに出場できます。

直前まで選手の様子に応じて変更できることで、公平で安全かつ最善のパフォーマンスを発揮することができるんですね！
選手と応援する私達が、一度きりの試合を最大限楽しむためにあるルールなんです。

 

箱根駅伝当日変更の理由

 箱根駅伝でほとんどの出場校が当日変更をする理由は、大きく2つあります。
①選手のコンディションが良くないから
②試合相手との駆け引き・戦略

 そして、当日変更する場合のほとんどが戦略的な理由でしています！

 

理由①【選手のコンディションが良くないから】

主なメンバー変更の理由の一つは、選手の怪我や体調不良のせいで実力を発揮することが難しい場合。
この制度が設定されたのは、こういった緊急事態が起こった場合に備えてです。

私も学生時代にスポーツをやっていて、体調が良くないときや怪我をしているときにプレーすると全然思ったように動けず、とっても悔しい思いをしたことがあります。
最悪の場合、怪我や体調がさらに悪くなることも。

そして、そういったアクシデントが本番直前で起こることも珍しくありません。
そんなときも選手の健康や安全を守るために、当日ギリギリまで変更できるようになっているんです。

 

理由②【試合相手との駆け引き・戦略】

ここまでの話で、

そう疑問に思った方も多いはず。

実は、当日変更は体調不良や緊急事態が起きていなくてもできます。
なので、敵チームのとの駆け引きや勝つための戦略として、急にメンバーを変えている場合も。

むしろ、そういった戦略的な理由で当日変更をしているチームがほとんどなんです！
びっくりですよね。

なので、それぞれのチームがどういった作戦で誰が走るのか、当日レースの1時間前まで誰にもわからないんです。
そのハラハラ感も、箱根駅伝の見どころですよね♪

 

箱根駅伝当日変更は何人まで？

当日変更ができるのは、
1日で最大4人、2日間合わせて6人までです。

第96回の箱根駅伝までは、4人が上限でした。
ですが、第97回（2021年）から最大6人まで当日変更できるようになったので、今までよりさらに、各チームの作戦や当日の動きが試合の鍵を握ります！

また、変更するにあたって注意点が1つ。
交代できるのは、正選手と補欠選手の場合だけという点です。

つまり、正選手同士で走る区間を変更するのは禁止！
あくまで体調不良などの事態に備えたルールなので、そこまで自由に変更はできないようです。

 

まとめ

以上、箱根駅伝の当日変更はなぜなのか、その理由や何人までできるかについてご紹介しました。

レースぎりぎりまでメンバー変更できるのは、駅伝を走る選手も見る私達も安全に楽しむための制度。

でも、当日変更する理由のほとんどが作戦だったというのは、めちゃくちゃ驚きですよね！
これを知ってる知らないでは、箱根駅伝を見たときの面白さが段違いです。

箱根駅伝は日本のお正月を盛り上げる一大イベント。
来年は、チームがどんなメンバーで勝負に挑むのかを考えながら観戦しなきゃもったいない！